2021年リオのデスフィレの並び方の規則
2021年リオのデスフィレの並び方の規則
ポルテ―ラが月曜日にデスフィレします
12月14日(月)リオサンバ協会がリオのグループ・エスぺシアルのデスフィレの並び方を決めました。
7月11日 日曜日
1番、インペラトリス・レオポウジネンセ
2番、マンゲイラ
3番、サルゲイロ
4番、サウン・クレメンテ
5番、ヴィラドウロ
6番、ベイジャ・フロー
7月12日 月曜日
1番、パライーゾ・ド・トゥユチ
2番、ポルテ―ラ
3番、モシダデ
4番、ウニ―ドス・ダ・チジュカ
5番、グランデ・リオ
6番、ヴィーラ・イザベウ
この並び方は全部をくじ引きで決めません。規則があります。
先にリオサンバ協会が強いエスコーラと弱いエスコーラを決めます。相撲の東・西と似ています。 現在のリオサンバ協会のランキングはこれです。 ランキングは、最近優勝か2位か、3位~12位の結果にポイントを集めて決まります。
1位、マンゲイラ
2位、ポルテ―ラ
3位、サルゲイロ
4位、モシダデ
5位、ベイジャ・フロー
6位、ヴィラドウロ
7位、グランデ・リオ
8位、ウニ―ドス・ダ・チジュカ
9位、ヴィーラ・イザベウ
10位、パライーゾ・ド・トゥユチ
まず、1位と2位のエスコーラは同じ日にディスフィーレをしません。3位と4位も同じです。そのまま9位と10位まで続きます。
順番を決めるのに、最初の決まり事が二つあります。 一つは、2020年にグループAから上がったエスコーラが日曜日の先頭に並ぶということです。インペラトリス・レオポウジネンセです。そしてもう一つ、2020年のグループエスぺシアルの11位のエスコーラが、月曜日の最初にディスフィーレを行うということです。パライーゾ・ド・トゥユチです。
そして残る10エスコーラがくじ引きに参加します。くじ引きをした後にエスコーラ達が場所の交代(順番交代)の交渉を始めます。交代したくないエスコーラは何もしなくても大丈夫です。
リオのディスフィーレでは、エスコーラの並び方にラッキーとアンラッキーがあります。
例えば、日曜日2番から4番まではアンラッキーです。理由は審査員がディスフィーレを忘れてしまうのと、観客がまだ温まっていないからです。
リオのディスフィーレで優勝したエスコーラは月曜日にディスフィーレしたことが多いです。だからエスコーラにとって、月曜日の5番か6番になるのが一番良い並び方の所です。
また、別の決まりもあります。
ディスフィーレをするサンボードロモへの入り口は二つあります。
右(バランサ・マス・ナウン・カイという建物がある)と左(コヘーヤヨス、郵便本社がある)です。 左の入り口には高速道路の橋があるので、17メーター以上の高さのアレゴリアであれは橋にぶつかります。 順番が1番、3番、5番のエスコーラが左の橋の所から入ります。2番、4番、6番のエスコーラが右の橋の無いところから入ります。
今年、マンゲイラ(3番→2番)とサルゲイロが並び方の場所を交代しました。マンゲイラが橋を渡りたくないからです。サルゲイロがもうひとつ後ろをディスフィーレします。 サウン・クレメンテ(6番→4番)とベイジャ・フローも並び方を交代しました。サウン・クレメンテは、今年優勝の自信がないので最後にデスフィレしたくないのです。
2021年のポルテ―ラの順番は月曜日の2番目です。最悪の並び方ではありませんが、素晴らしい順番でもありません。
(リライト:小宮)