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2021年ポルテ―ラのエンヘードのシノップセ

2021年ポルテ―ラのエンヘードのシノップセ

Igi Osè Baobá (ヨルバー語:ーギー・オシェー・バオバー = 樹種バオバブ)

ポルテ―ラのカルナバレスコ、へナート・ラージェとマールシア・ラージェが、2021年のエンヘード『バオバブの樹』のシノプセを発表しました。

シノプセを読むと、ポルテ―ラがディスフィーレの中に何を見せるのか、作曲家はどんな言葉を使うのか、だいたい分かります。 以下にシノプセの内容の概要を記載しました。

バオバブ の樹とカンドンブレの神の関係と、カンドンブレの視点からの世界と生命の創造について示されます 。

ポルテ―ラは、アフリカの動物相と植物相とバオバブの樹の関係を見せます。 バオバブは大きな樹ですから、幹の中にたくさん水を保持していて、穴を開ければ飲むこともでき、樹を切ればカヌーを作るのにも役立ちます。

 バオバブの種は、アフリカのベナン国から黒人奴隷たちと一緒に、北アメリカ、中央アメリカ、南アメリカとブラジルへ来ました。それとともに、それぞれの大陸にアフリカの文化が広がりました。 

20世紀初頭、現在のリオ市の中央区に黒人達が「小さなアフリカ地域」を作りました。その文化は、どんどんリオ市の郊外に広がりました。そして、エスコーラ・デ・サンバが生まれました。 

現在、バオバブの樹はどの地域でも切られてほとんど残っていませんが、今もサンバのヴェーリャ・グアルダとバイアーナとバテリアの叩き方がその文化を守っています。 バオバブの力はまだ生きてます。

(リライト:小宮)

(下に2017年のビデオのティーザーがカンドンブレの視点からの世界と生命の創造について示されます。バオバブを見えます。

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